ホームベーカリーは節約になる?SD-BMT2000使用レポ(パナソニック)
「毎日パンを買う」と、「ホームベーカリーを買う」とではどちらがお得でしょう?
我が家では先日パナソニックのSD-BMT2000を購入しました。(2斤が焼けるモデル)
食パンを作る時の材料費やホームベーカリーを購入するメリットとデメリットを、家電アドバイザーの電気屋ままがご紹介します!
2斤の食パンを作る時の材料費は約174円
2斤の食パンを焼くときに必要な材料をSD-BMT2000の説明書に沿ってご紹介します。
- 強力粉 450g
- バター 20g
- 砂糖 30g
- スキムミルク 12g
- 塩 8.8g
- 水 320g(mL)
- ドライイースト 4.9g
我が家ではバターをオリーブオイル、スキムミルクをネスレブライトで代用しています。
価格:264円 |
また、上記のレシピの場合かかる時間は約4時間30分です。
1gの金額 | 2斤分の金額 | |
強力粉 | 0.252円 | 113.4円 |
オリーブオイル | 0.9円 | 18円 |
砂糖 | 0.16円 | 4.8円 |
ネスレブライト | 1.1225円 | 13.47円 |
塩 | 0.302円 | 2.6576円 |
ドライイースト | 4.488円 | 21.9912円 |
合計 | 174.3188円 |
※表記はすべて税込み
材料費のみ計算すると、2斤で約174円、1斤が約87円です。
スーパーで購入する食パンが1斤100円だとすると、30日毎日1斤消費した場合、ホームベーカリーのほうが390円安く済む計算になります。
1か月390円安くなるとしたら、1年で4,680円、3年で14,040円節約できます。
注意点として、ここにはホームベーカリーの本体代金や、電気代、水道代は含まれません。
材料費計算の詳細
購入先 | 購入金額 | |
強力粉 | Amazon | 日清強力小麦粉1kg×5袋 →1,258円 |
オリーブオイル | 業務スーパー | エキストラバージンオリーブオイル910g →862円 |
砂糖 | 近所のスーパー | カップ印 白砂糖1kg →160円 |
ネスレブライト | Amazon | ネスレブライト400g×2袋 →898円 |
塩 | Amazon | 塩の里1kg →302円 |
ドライイースト | Amazon | サフ インスタントドライイースト(赤)125g →561円 |
【2023年】ホームベーカリーを買ってよかった点
1.夜予約して朝焼きたてパンが食べられる
2.ピザ生地が作れるので宅配ピザが不要になる
3.総菜パンも簡単に作れるので子供の朝食が楽になる
節約の面では、ピザを頼まなくなった点が一番大きく感じます。
毎月10,000円ほどかかっていたピザ代が、家にあるものだけでできるようになりました。
これを考えると、ホームベーカリー本体を3万円で購入したとしても我が家では十分元が取れています。
また、パナソニックのホームベーカリーはイースト自動投入機能がついています。そのため、前日の夜に材料を入れて時間を設定するだけで、朝から焼き立てパンが食べられます。
さらに、子供が大好きな総菜パンも、生地をホームベーカリーに作ってもらえばオーブンで焼くだけで出来上がります。
板チョコやウインナーを入れて焼くことで、コンビニパンを購入することもなくなりました。
総菜パンはアイラップに入れて冷凍ができ、凍ったままオーブントースターで5分ほど焼けば焼きたてのようにカリフワになります。
SD-BMT2000のメリットとデメリット
Panasonic ホームベーカリー SD-BMT2000-W 価格:28,428円 |
パナソニックのSD-BMT2000は、2斤の食パンが自宅で焼けるホームベーカリーです。
「室温センサー」と「庫内温度センサー」が搭載されているため、室温を気にすることなくおいしいパンを自動で焼き上げてくれます。
家電量販店で勤務していた私の目線から見て、手の届く価格帯で一番失敗がない機種だと思います。
SD-BMT2000のメリット
・イーストや具材の自動投入機能がある
・2斤の食パンが焼ける
・10年前のホームベーカリーより静か
・パン羽根やパンケースが手入れしやすい
1万円以内で購入できるホームベーカリーもありますが、我が家ではパナソニックのベーカリーを3万円で購入しました。
なぜかというと、1万円ほどで購入できるベーカリーは「イースト自動投入」機能がついていないものがほとんどだからです。
イースト自動投入がついていないベーカリーは、イーストを入れるタイミングに「音」が鳴り、そのタイミングでイーストを手動投入する必要があります。
そのため、パンを焼いている間ホームベーカリーから目が離せなくなってしまいます。
我が家は面倒くさがりなので、すべて自動で「いい感じに」焼き上げてくれるパナソニックを選びました。
ナッツなどの具材も自動で投入してくれるので、節分の落花生が余った時はピーナッツパンにしたり、アレンジも気軽に楽しめます。
購入してから気づいた点は、「音が静か」「手入れが簡単」なことでした。
10年前にもホームベーカリー(パナソニックのピンク)を購入したことがありましたが、洗濯機のように音が大きかった記憶があります。
しかし、今回購入したホームベーカリーは、隣の部屋にいても音がほとんど気になりません。
さらに、焼いた後のパンケースや羽根は、水洗いで汚れがスルスルと落ちて驚きました。
SD-BMT2000のデメリット
全体的に満足していますが、購入後に困ったのは「1斤が焼けない」ところでした。
説明書をよく読んでみると、1.5斤か2斤のモードしかないため1斤は焼けないそうです。
「大は小を兼ねる!」と、勝手に1斤も焼けると思って購入してしまいました。
もちろん、説明書に載っているのは1.5斤か2斤のレシピなので、普通の食パンやピザを作る分には問題ありません。
しかし、ネットで紹介されているレシピはほとんどが1斤のレシピなので作ることができませんでした。
2斤作る際は、「単純に1斤の分量を倍にする」だけではうまくいかないことがあるそうです。
ただ、説明書に載っている基本のレシピで十分おいしいので、最近ではネットのレシピを試すこともなくなりました。
【まとめ】ホームベーカリーは家庭によっては節約になる
ホームベーカリーで食パンを作る際の材料費や、実際にホームベーカリーを使った感想をご紹介しました。
我が家のように「パンの消費が早い・多い」「ピザをよく頼む」「コンビニやスーパーで総菜パンを買う」家庭は、ホームベーカリーとオーブンの組み合わせで節約に繫がる可能性があります。
初期投資が大きいですが、ホームベーカリーを購入する際はイースト自動投入がある機種がおすすめです。
便利家電はできるだけ工程を少なくできる機種を選ぶと、「途中で使わなくなる」という最悪な事態を防ぐことができます。
ホームベーカリーを購入する際の参考になれば幸いです。